お花屋さんの前を通ったとき
ももが言った。


「お花がほしい。」

 

あんまり欲しがるので
お花屋さんの98円コーナーへ
連れていった。

 

そして、ももが選んだお花は

ピンクのバラ1輪。


 


それはそれは大喜びで
「バラちゃん」と呼び



ずっと話しかけていた。

 


ところが、帰り道は
台風の影響で、ものすごい風。

 



母の言葉にも耳を貸さず
飛ばされないように



力いっぱいバラを
握り締める。

 


必死でバラを守り
かわいいコップをマミィに借りて
バラをテーブルに飾った。




そのバラをうっとりと眺めながら
ももは言う。

 「バラちゃん。きれいねー。」

 


・・うんうん。きれいやな。

 



でも、正直いうと

 

 





瀕死やけどな
(|||▽||| )

○●○●○○●○●○●○●○○●○●○
ももに力いっぱい握り締められて
ものすごい風に吹かれて・・・
バラはくたーーってなってました(笑)
しばらくすると、少し元気を取り戻しました。
茶色に変色してるのが気になるらしく
「ケガしてる?いたい?」と質問していました。
もちろん、バラは無言です(*^▽^*)

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